僕のあだ名がヴォルデモートになるまで

僕がいつかヘビを飼い始めて、そして禿げ上がってスキンヘッドにするまでの軌跡

風変わりな下駄を買ってみた件

道着をきる競技を長くしていたからか、和装に少し興味があります。とはいえ、20代前半の男子大学院生が、いきなり本格的な着物に入門するのは金銭的にも風格的にも敷居が高いです。そこでもう少し手頃で和を感じさせるものということで、下駄を物色していました。冴えない貧乏男子学生が下駄をカランコロンさせながら歩くなんて、いかにも時代遅れでいいなと思います。

そんなとき異彩を放つ下駄を発見して、風変わりな物好きの私は即決で購入してしまいました。それがこちら。

getta-vl.jp

株式会社GETTAさんのGETTAです。

リンクを踏んで商品を見てもらえばわかると思いますが、通常の下駄の歯が2本であるのに対して、このGETTAには歯が1本しかありません。このような下駄は一本歯下駄と呼ばれ、古くは山で修行に励む僧侶たちが使用していたものだそうです。歯が一本しかないため、当然使用するためにはバランス感覚が必要とされます。一本歯下駄の使用に伴って獲得される身体操作感覚が日常生活はもちろんスポーツにも有効であることに注目し、株式会社GETTAさんはスポーツと伝統工芸を一体化させたスポーツ工芸品ブランドARUCUTOを作り、一本歯下駄の開発と販売を行ってらっしゃいます。

GETTAはその中でも入門者向けのモデルです。特徴的なのは足を乗せるための板が足の前半分にしかないことです。必然、はいた時にはかかとが浮いた形になります。めちゃくちゃ不思議な形をしていますが、これが一本歯下駄を使いこなすためのコツを身につけるのには最適な形状だそうです。個人的にはこの妙な形がかなり気に入っています。

今回は最近買った風変わりな下駄の紹介でした。購入してから五日ほど履いています。履いた瞬間からその独特の履きごごちに驚いたり、立つのに苦労したり、効果を体感したり、書きたいことがどんどん出てきました。また今度まとめて紹介します!